公立大学法人 福島県地域医療支援センター

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公立大学法人 福島県立医科大学地域医療支援センター

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地域医療⽀援センターについて

センター⻑あいさつ

福島県医師派遣調整監
福島県⽴医科⼤学地域医療⽀援センター⻑

河野 浩⼆

福島県⽴医科⼤学地域医療⽀援センター⻑ 河野 浩⼆

福島県地域医療⽀援センターは、福島県の医師不⾜や地域偏在の解消を図るために、福島県と福島県⽴医科⼤学の連携により設置されました。本センターの業務は、福島県の地域医療を担う医師確保や配置、医師のキャリア⽀援、地域医療関係者との協⼒関係の構築等です。福島県の医師数は⼈⼝10万⼈あたり212.3⼈と、全国平均256.7⼈を⼤幅に下回り、「医師少数県」に区分されます。特に東⽇本⼤震災の被災地である相双医療圏においては、深刻な医師不⾜が続いており、医師数は震災前のおよそ7割程度にとどまっています。
浜通り地区の今後の住⺠帰還をさらにサポートする意味でも、同地区の医療体制の整備は喫緊の課題と⾔えます。⼈⼝減少や少⼦⾼齢化も進む中で、医師の確保と医師の地域偏在の解消は、福島県における重要な課題となっています。
令和3年度には、これまでの医師確保に係る取り組みをより強化するため、福島県外から指導医を招聘し、医師不⾜地域の医療機関に継続的に派遣する取り組みを開始しました。令和6年度現在12名の指導医の先生が、医療機関で診療を⾏いながら、若⼿医師の教育・指導にあたっています。若⼿医師のキャリア形成の環境を整備することで、若⼿医師の県内定着を図ることを⽬的としています。
地域医療⽀援センターでは、福島県内で地域医療に貢献していただける⽅を募集しております。ご興味のある⽅は是⾮当センターまでご連絡ください。
今後も福島県と福島県⽴医科⼤学、⼀体となって医師の確保と定着につながる取り組みを進め、地域医療の維持と充実につなげて参ります。

地域医療支援センターの取り組み

医師不足状況等の把握、分析及び対応策の企画等

医師不足、医師の地域偏在、診療科の現状等の把握を行い、対応策等を企画しています。

医師不足病院の医師確保支援に関すること

医師が不足する医療機関を支援すべく、医療機関への医師派遣の調整を行っています。

医師のキャリア形成支援と県内定着促進

医師の県内定着につなげるべく、修学資金貸与医師への研修機会の確保、勤務先の調整等、キャリア形成に係る制度の構築と運用を行っています。また、県外から指導医・専門医を招へいし、県内の医療機関で若手医師の指導、相談対応等を行ってもらうことで、環境の整備を図っています。

情報発信と相談への対応

県内の医療事情や医師確保等の取組について情報発信するとともに、県内外の医師、医学生、高校生等からの相談に応じています。

構成員について

構成員

センター⻑:1名
副センター⻑:2名
専任コーディネーター兼副センター⻑:1名
事務職員:8名

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